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2023年11月27日

11月アーユルヴェーダ活用法

読了予測:約2分

ヴァータとは風のエネルギーと呼ばれ、
すべての動きに関わる機能を司っています。

身体への作用としては、筋肉を動かすことや、
呼吸、神経伝達、血液循環を促すことなどです。

風のエネルギーは、冷えや乾燥、
軽さ、動きという性質があります。
この性質が、冷え症、全身のさまざまな
部位が乾燥する、便秘、疲れやすい、
気分が不安定という症状となるのです。

冬の空気は冷たくて乾燥していますよね。
これは季節の中にヴァータの作用が 
強く出ているということ
寒さを感じるときに、薄着をしたり、
冷たい飲み物や食べ物をとると余計に
カラダが冷えたりと、腹痛や風邪の原因になりますね。

そのため、私たちは冷えを感じると、
温かくしようコートを着たり、温かいものを食べたり…
すると寒さが軽減して心地よさを感じます。
これは私たちが普段の生活の中で
自然と行っています😊

なので、季節の中にヴァータが増えているときには、
ヴァータが持つ冷性・軽性・乾燥性・動性の反対の
質を取り入れることがポイント‼️

油分と水分を含んだ温かい食事、
湯船にゆったりと浸かってカラダを温め、
心身ともにリラックスする、全身に潤いを与える
オイルケアなどがおススメです☝️

また、食欲の秋というように、秋から冬にかけて
私たちの食欲が回復するだけではなく、
消化の火「アグニ」も活発になる時期🔥

特に冬は、1年の中でも最もアグニが強く働き、
食べ物の消化もスムーズに行われるため、
カラダの組織の構成や体力をつけていくには
絶好のタイミングと考えるからです。

逆に、アグニの強さに見合った食事をしないと、
アグニは私たち自身のカラダを燃やし、
体力や免疫力低下を招いてしまいます。

冬の食事は、季節の野菜を中心にいただきましょう。
冬は里芋やサツマイモ、カボチャ、ゴボウやレンコンなど、
粘りや重たさのある根菜類がたくさん出てきますね。

アーユルヴェーダでは、「重性」といって
消化には時間がかかる食べ物の部類になりますが、
アグニが強い時期にはきちんと消化できるので
積極的に食べたいものです🥹

また、サツマイモやカボチャ、お米、乳製品などの
『甘味』はヴァータを鎮静化する味ですので、
この観点からもおススメですよ🍠

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